知恵袋のやめとけは本当?20代の未経験からIT業界への転職

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「20代の未経験でIT業界へ転職したいけれど大丈夫だろうか」と知恵袋を開いたら、「やめとけ」「もう遅い」の言葉が並び、かえって動けなくなっていないでしょうか。

結論、20代・未経験でもIT業界への転職は十分にできます。
知恵袋は魑魅魍魎ですが、年代に応じたアピール要素を把握した上で、知恵袋の声を分類して読めば、転職の判断材料にもなり得ます。

筆者はクラウドエンジニア歴約10年、転職で年収1000万円以上を達成。20代の頃に「未経験はやめとけ」を真に受けて応募を半年止め、年齢だけ無駄に上げた苦い経験もあります。読み終えるころには、どの声を判断材料にし、どの声を聞き流すかが整理できます。

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結論:20代・未経験でもIT業界への転職は十分にできる

20代の未経験者がIT業界へ転職できるかは、20代前半は基礎学習、20代後半は前職経験を採用担当に示せるかで決まります。20代前半と20代後半では、企業が見るポイントが変わるためです。半年から1年目はポテンシャル採用枠が中心、2〜3年目は伸びしろと実績の両方、社会人4年目以降は専門性が重視されます。

知恵袋には20代の未経験者の質問が数多く投稿されていて、年齢への不安、否定的な声への戸惑い、準備の進め方、最初に入る会社の選び方という4つの心配に集約できます。どれも当然の悩みですが、知恵袋の回答だけで方向を決めてしまうと、回答者の立場が偏っていた場合に判断がぶれます。一つずつの声が自分の状況に当てはまるかを見極める姿勢が欠かせません。

とはいえ、知恵袋の声を分解して自分に当てはまるかを見極めるといっても、判断の物差しになる自分の市場価値そのものが、当人にはいちばん見えにくいものです。求人サイトを眺めても、断片的な声を読んでも、自分が今どの位置にいるのかははっきりしません。

年齢や経歴が市場でどう見られるかを一人で正しくつかむのは難しく、放っておくと不安だけが積み上がっていきます。現在地が分からないまま知恵袋の声に振り回されると、本来は動ける時期に立ち止まり、年齢を一つ無駄にしてしまいます。

遠回りを避けるためにも、まず自分の立ち位置を知ることが先決です。ぜひ転職エージェントの無料相談から始めてみてください。

知恵袋に多い「20代でも遅いのでは」という年齢への不安

知恵袋で目立つのが、年齢を理由に転職をためらう声です。25歳の人が「プログラミングを今から始めるのは遅いか、未経験で就職は厳しいか」と書き込み、28歳の人が「全くの未経験からシステムエンジニアを目指したいが現実的か」と相談しています。25歳のフリーターが「IT業界への転職を諦めた方がいいか」と問いかける投稿もありました。

年齢を理由にためらう声に共通するのは、年齢の数字そのものに必要以上の重さを感じている点です。23歳でも25歳でも28歳でも、当人にとっては「もう手遅れではないか」という不安が先に立っています。

20代前半は年齢を不利と考えなくてよい

23歳や24歳で「遅いのでは」と心配する必要は、ほとんどありません。20代前半は社会人経験が浅く、企業にアピールできる実績を持つ人のほうが少ないため、企業側も伸びしろを見て採用するポテンシャル採用枠が中心になります。知識ゼロのフリーターであっても、学ぶ姿勢と基礎的な準備があれば、未経験者を歓迎する求人に十分応募できます。

知恵袋では「未経験で無理」という回答も見かけますが、その多くは準備をしないまま応募するケースを想定した忠告です。23歳で知識ゼロという出発点それ自体が転職を阻むわけではありません。出発点の問題ではなく、出発点から何をしたかが評価されます。

20代後半は準備の有無で評価が分かれる

一方、26歳から29歳になると、知恵袋の不安にも一定の根拠が出てきます。20代後半は伸びしろだけでなく、これまでの経験や学習の積み上げも見られるようになり、未経験可の求人はやや絞られます。「28歳でもう遅いか」という質問への答えは、年齢だけでは決まらず、転職活動までに何を準備したかで分かれます。

20代後半であれば、前職で培ったコミュニケーション能力や、納期や調整を進めた経験を、IT業界でも通用する強みとして言葉にしておきましょう。製造業から職業訓練で学び直して転職を目指す20代半ばの人の投稿もありましたが、自ら学び直して動いた行動は、後半の年代ほど評価につながります。年齢が一つ上がるごとに不利になるからこそ、思い立った時点で動き出すことが現実的です。

「未経験はやめとけ」という否定的な声をどう受け止めるか

知恵袋を読んでいて手が止まる最大の原因は、否定的な声の多さです。24歳の人が「SESはやめとけとネットやYouTubeで散々見た」と書き、別の20代の人は「未経験からプログラマーは無理ではないか、基本情報は取れたが奥が深すぎる」と弱気をのぞかせています。「IT業界に入ったら未経験者は吐くからやめとけと言われた」という投稿まであります。

否定的な書き込みに触れると、転職そのものが間違いのように思えてきます。ただ、否定的な声ほど中身を分けて読む必要があります。

否定的な回答は発信者の経験に左右される

知恵袋の回答は、回答者個人の経験に強く影響されます。たとえば「26歳以降は諦めてください」と断言する回答もあれば、同じ質問に「24なら普通に転職できる」と答える回答も並びます。どちらも一人の経験から出た意見で、どちらが正しいというより、見ている景色が違うだけです。

回答者が誰なのか、いつの時代の話なのか、どんな会社にいたのかは、知恵袋の画面からはほとんど読み取れません。だからこそ、一つの否定的な回答を業界全体の結論として受け取らないことが大切です。気になる声があれば、複数の声を並べて、共通して指摘されている点だけを判断材料にしてください。

「やめとけ」が実際に指しているのは会社選びの注意

「やめとけ」と書かれた回答を丁寧に読むと、その多くはIT業界そのものの否定ではなく、特定の会社選びへの注意であることに気づきます。「未経験歓迎の求人に入ったら無関係な業務に回された」という趣旨の回答が典型です。つまり「やめとけ」は「準備せずに会社を選ぶな」という忠告に近く、業界に挑戦すること自体を止めているわけではありません。

否定的な声は、恐怖をあおる材料ではなく、避けるべき落とし穴を教えてくれる材料として読みましょう。何に注意すべきかが見えてくれば、否定的な声はむしろ準備の精度を上げてくれます。

20代の未経験者は転職前に何を準備すべきか

準備に関する質問も知恵袋には多く見られます。23歳のフリーターは「未経験可の会社に入ってから勉強する形でよいか、それとも独学してからでないとダメか、何時間くらいかかるか」と尋ね、24歳の人は「完全未経験でITに転職したいので、入社後に困らないよう何を勉強すべきか知りたい」と書いています。28歳の人は「独学は現実的か、実践経験はどう積むか」と相談していました。

準備をどこまでやるべきかという迷いは、20代の幅広い年代に共通しています。

最低限の基礎学習は年代を問わず必要

「入ってから勉強すればよい」という考え方は、20代前半であっても危ういです。研修制度のある企業は確かに存在しますが、選考の段階で学ぶ意欲を形で示せた人から順に評価されます。何も準備していない状態と、基礎を少しでも学んだ状態とでは、面接での説得力が変わります。

未経験者がまず取り組む基礎としては、ITパスポートや基本情報技術者試験の学習が定番です。資格そのものより、体系的に学んだ事実と学習を継続できる姿勢が伝わる点に意味があります。志望する職種がインフラ寄りなら、クラウドの基礎にあたるAWS Certified Cloud Practitioner、いわゆるCLFを目指す道もあります。CLF合格までの学習時間は30〜80時間が目安で、1日1〜2時間の学習を1〜3か月続けるイメージです。

独学の限界を感じたら学び方を変える

知恵袋には「奥が深すぎて無理だと思った」という声もありました。独学で行き詰まること自体は珍しくありません。誰かにすぐ質問できない環境では、エラー一つで何時間も止まってしまい、成長しているのかどうかも見えにくくなります。

大切なのは、つまずいたときに学び方を切り替える判断です。独学にこだわり続けて止まるより、講師に質問できる環境で学んだほうが、結果として早く前に進めます。

独学で止まったとき、何をどの順で学び直すかを自分一人で組み立てるのは、初学者にはかなり難しい作業です。学習計画を立ててくれる人がいないまま自己流で進めると、方向が定まらず時間だけが過ぎていきます。

遠回りの学習が続けば、せっかくの意欲が空回りし、転職にたどり着く前に力尽きてしまいます。学習計画と質問対応がついたオンライン講座なら、未経験者がつまずきやすい順番をふまえて学べます。ぜひオンライン講座の無料体験から、自分に合うか試してみてください。

最初に入る会社の選び方をめぐる知恵袋の悩み

知恵袋でとりわけ深刻に語られているのが、最初に入る会社の選び方です。24歳の人は「未経験から自社開発の社内SEやインフラエンジニアに入れるか、SES以外に入れるか」と問い、26歳の人は「SESで1〜2年働いて再転職する踏み台のやり方はありか」と相談しています。27歳の人は「研修付き求人とプログラミングスクール斡旋型の会社のどちらに進むべきか」で迷っていました。

会社選びの悩みが多いのは、最初の1社がその後のキャリアを左右すると、多くの人が感じ取っているからです。

最初の会社を一つの正解で決めようとしない

「SESはやめておけ」「自社開発が正解」といった単純な図式で会社を選ぼうとすると、判断を誤ります。知恵袋でも、同じSESについて「やめておけ」という回答と「いろいろな現場を経験できる」という回答が併存しています。雇用形態の名前だけで良し悪しは決まらず、研修体制や配属先の開示があるか、営業担当が親身かといった中身で見るべきです

26歳の人が考えていた「踏み台」という発想も、頭から否定はできませんが、最初の会社で何の経験も積めなければ次の転職も難しくなります。踏み台にできるかどうかは、その会社で実務経験を積めるかどうかにかかっています。

求人票だけで見抜けない情報を補う

未経験者が一人で求人票を丁寧に読んでも、配属先や育成体制までは見抜けません。「未経験歓迎」「研修充実」という言葉が実態を伴っているかは、外からは判断しづらいものです。中にいる人にしか見えない情報があり、そこを埋めないまま会社を選ぶと、入社後のミスマッチにつながります。

下の表は、20代の未経験者が会社を選ぶときに見ておきたい観点を整理したものです。

20代未経験者が入社前に確認したい会社選びの観点
確認する観点 確認したい具体的な内容 情報の集めにくさ
育成体制 研修の期間と内容、現場配属後に質問できる先輩がいるか 求人票では読み取りにくく、面談での確認が必要
配属先の開示 入社後にどんな案件や業務に就くかが事前に示されるか 入社後まで分からない場合があり、事前確認が重要
仕事内容の実態 技術に関わる業務か、開発に関わらない業務が中心か 求人の表現と実態が一致しないことがある

3つの観点はいずれも、求人票や知恵袋の断片的な声だけでは埋まりにくい情報です。会社の実態を踏まえた提案を受けたいなら、IT業界の求人に詳しい転職エージェントに、気になる点を一つずつ確認していくのが現実的です。

よくある質問

Q. 20代の未経験でIT業界へ転職するのに資格は必須ですか?

A. 必須ではありませんが、選考での説得力を高める材料になります。採用担当は、資格そのものの有無より「自力で学び始められる人か」を見ています。ITパスポートや基本情報技術者試験はその姿勢を示しやすく、インフラ職を狙うならCLFも候補です。CLFは数十時間程度の学習で挑戦できる入門資格なので、働きながらでも取得を目指せます。

Q. 知恵袋の「やめとけ」という回答は信じない方がいいですか?

A. 完全に無視する必要はありませんが、たった一つの回答を結論にしないことです。投稿された時期が古かったり、回答者が偏った環境にいたりするケースは珍しくありません。同じ趣旨の指摘が何人からも出ているかどうかを基準にすると、信頼できる声とそうでない声を切り分けやすくなります。

Q. 20代後半からの未経験での転職はもう手遅れですか?

A. 手遅れではありませんが、20代前半に比べると問われる準備の量は増えます。20代後半は伸びしろに加えて、前職の経験や学習の蓄積も選考で見られるためです。逆にいえば、これまでの仕事で身につけた強みを言葉にできれば、後半の年代でも十分に戦えます。迷っている時間が長いほど不利になるので、早めの着手をおすすめします。

Q. 未経験はSESに入るしかないのですか?

A. SESだけが選択肢ではなく、自社開発や社内情報システムの部署に未経験で入る人もいます。大切なのは雇用形態の名前で判断しないことです。同じ形態でも、研修や配属先の方針は会社ごとに大きく違います。求人票から読み取れない部分は、転職エージェントに具体的な社名を挙げて質問すると実態が見えてきます。

まとめ:まず無料相談で自分の現在地を確かめよう

20代の未経験からIT業界へ転職できるかどうかは、自身の年代に合わせて学習する内容を変えたり、アピール方法を変えたりできるかで決まります。知恵袋には年齢への不安、否定的な声への戸惑い、準備の迷い、会社選びの悩みが数多く投稿されていますが、回答者の立場はバラバラで、断定的な声ほどそのまま受け取ると判断を誤りやすいものです。一つずつの声が自分に当てはまるかを見極める姿勢を持てれば、知恵袋は不安の源ではなく準備の手がかりに変わっていきます。

ただ、知恵袋をどれだけ読んでも、自分の年齢や経歴が市場でどう評価されるかという肝心な部分は見えてきません。気になる会社の育成体制がどうなっているかも、一人で調べきれるものではありません。

分からないことを抱えたまま立ち止まっている間にも、年齢は静かに上がり、選べる求人は少しずつ減っていきます。今すぐ転職エージェントの無料相談で、自分の現在地を確かめることから始めてみてください。

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この記事を書いた人
花園 颯太

インフラエンジニア歴10年以上を経て、クラウドエンジニアへキャリアチェンジ。クラウド分野で年収1,000万円以上を実現しました。

【保有資格】
・AWS Certified Solutions Architect - Professional
・AWS Certified DevOps Engineer - Professional
・情報処理安全確保支援士(国家資格)
・ネットワークスペシャリスト(高度情報処理技術者試験)

未経験・インフラ出身者向けに、クラウド転職・AWS資格取得・クラウドフリーランスの実務情報を発信中。

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