未経験からIT業界に飛び込むのって、女性にはハードルが高そう。20代でそう感じて立ち止まっていませんか。
心配いりません。20代なら伸びしろを見込んだ採用が通りやすく、未経験からでも十分に活躍していけます。
IT業界の中途採用では、20代は技術力より伸びしろと長く働けそうかが先に見られます。
私はインフラ畑に10年いて、その後クラウドへ移りました。最初は「女性には居づらい職場だろうな」と身構えていました。隣で淡々とコードを書く同僚を見て、拍子抜けしましたね。
女性が実際どれくらいいるのか、どんな会社を選べばいいのか。未経験の女性が転職でつまずきやすいポイントを、ひとつずつ紐解いていきます。
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20代の女性はIT業界へ転職できる
20代の女性がIT業界へ未経験から転職できるかは、年齢に合った強みを示せるかで決まります。
20代前半なら学ぶ意欲、20代後半なら前職で培った業務遂行能力です。そこを前面に出せば、未経験というハンデはそれほど目立ちません。
女性が少ない業界と聞くと、活躍していけるか不安になりますよね。数字にもはっきり出ています。
それが選考で不利になるわけではありません。強みになります。長く働ける会社を見極めるヒントとして使えるんです。
ただ、求人サイトを1人で眺めているだけでは、応募先で女性がどう働いているかまでは見えてきません。社内で女性がどんな役割を担っているのか、求人票からはなかなか読み取れないんです。
求人票に出てこない働き方を、どうやって知るか。そこが最初の壁になります。1人で抱え込まなくて大丈夫ですよ。
同じ業界で何人もの転職を見てきたエージェントなら、求人票に載らない実態まで知っています。気になる事を気軽にぶつけるつもりで、まずは転職エージェントの無料相談を受けてみてください。
IT業界における女性の割合はどのくらいか
やっぱり気になるのは、IT業界で働く女性がどのくらいいるのか、ですよね。
業界の公式データを見ると、全従業員に占める女性は24.3%でした。ざっくり4人に1人が女性、という計算です。
男性が多めなのは間違いありません。それでも、ごくわずかというわけでもないんです。この割合は、立場や職種によってけっこう変わります。
| 区分 | 女性比率 | 補足 |
|---|---|---|
| 全従業員 | 24.3% | 事務・営業を含めた業界全体 |
| ITエンジニア職 | 21.9% | 開発・技術職に限ると全体より低い |
| 管理職 | 9.2% | 課長クラス以上・前回調査から上昇傾向 |
数値は業界団体の正会員企業300社の回答に基づく全従業員ベースの割合です。※出典:JISA 情報サービス産業基本統計調査 2025年版(P29 図表2-49)
3つの数字から読み取れること
技術職に絞っても、女性は21.9%います。管理職の9.2%という数字も、前回の調査より上がってきました。女性が長く働いて役職に就く流れは、ゆっくりとですが確かに広がっています。
数字の大小だけで落ち込む必要はありません。大事なのは、自分が応募する会社がこの流れに乗っているかどうかです。業界全体の平均より、目の前の1社をよく見るほうが役に立ちます。


女性が少ない業界の数字をどう受け止めるか
女性が2割前後という数字を見て、自分が場違いだと感じる必要はありません。女性が少ない業界だからこそ、女性を増やしたい会社は未経験でも歓迎してくれます。
国もIT人材の不足を指摘し続けています。人手が足りていない以上、性別を問わず意欲のある人を採りたいのが採用側の本音です。未経験の女性には、追い風が吹いている状況なんです。
女性が働き続けている会社の見分け方
知りたいのは、女性がその会社で本当に根づいて働けているかどうかです。
- 女性社員の勤続年数:長く在籍する女性がいるか
- 育休・産休の取得実績:制度より使われた人数を見る
- 女性管理職の有無:役職に就いた女性がいるか
気をつけたいのは、制度が「ある」と書いてあるだけでは判断できないことです。立派な制度が会社案内に並んでいても、使った人がいなければ無いのと同じです。
面接の場で「最近、育休を取った女性社員はいますか」と尋ねてみてください。取得した人数や復職後の働き方まで聞けると、入社後の自分の姿がぐっと想像しやすくなります。
その場で資料がなくて答えられないこともあります。それで構いません。調べて返してくれる誠実さがあるか、そこを見るといいですよ。
転職するとき考えておきたいこと
結婚や出産と転職が重なりやすい時期ならではの悩みも、確かにあります。でも向き合い方を先に知っておけば、必要以上に身構えずに済みますよ。
年代によってアピールする強みが変わる
同じ20代でも、前半と後半では見られるポイントが変わります。20代前半は学ぶ意欲や基礎学習の実績、20代後半は前職で身につけた業務遂行能力。面接官はそこを見ています。
裏を返せば、年齢に合った準備さえ整っていれば、未経験でも勝負できます。
20代前半なら独学で作ったものや資格学習の進み具合、20代後半なら前職での顧客対応やタスク管理。面接で語れるようにしておきましょう。


ライフイベントを見据えた会社選びの順番
20代の女性からよく聞くのが、結婚や出産を考えながら転職してもいいのか、という悩みです。ライフイベントと重なりやすい時期ならではの、大きな関心事だと思います。
ライフイベントを見据えているなら、長く働ける環境を選ぶことが転職のポイントなります。
さっき確認した女性管理職の比率や育休の実績が、この場面で役に立ちます。出産のあとも働き続けている女性がいる会社なら、自分が同じ時期を迎えても働き続けられるとイメージできます。
逆に女性が数年で辞めていく会社は、制度があっても使いづらい空気かもしれません。
まず長く続けられそうかを確かめて、そのうえで仕事内容や年収を比べていく。この順番で見ると、入社後に後悔しにくくなります。
社内の様子は一人では見えにくい
求人票の記載だけで応募し続けると、入社後に「思っていた環境と違った」となりかねません。転職をやり直すことになって、遠回りにもなります。
社内の空気や、女性が長く働けているかどうかは、外から求人票を見るだけでは分からないんです。育休の取りやすさや復職後の働き方も、応募する前に確かめておきたいところです。
気になる会社が見つかったら、女性社員の働き方に詳しい転職エージェントに実情を聞いてみましょう。まずは無料で相談してみてください。
男性が多い職場でうまく働けるか
男性ばかりの職場で活躍していけるか不安、という声もよく聞きます。ただ、職場の人づきあいは男女の比率だけで決まるわけではありません。
技術の話を率直にやり取りできる現場では、一緒に問題を解決しようとする姿勢が信頼につながります。分からないことを素直に聞ける人は、性別を問わず歓迎されます。
ただ、女性が極端に少ない職場だと、悩みを打ち明けにくい場面もあります。会社選びでは、女性社員が複数いるか、頼れる先輩がつくメンター制度があるかを確認しておきましょう。
1人だけ女性、という状況は避けたいですよね。その希望は、面接で採用担当に伝えておきましょう。自分に合った応募先を選びやすくなりますよ。
未経験から飛び込んだ先に広がる3つの選択肢
不安な面ばかり見てしまいますよね。でも、飛び込んだ先には働きやすさもちゃんとあります。
- 場所に縛られない働き方:リモートやフレックスと両立しやすい
- 長く通用するスキル:一度離れても復職の足がかりになる
- 頭打ちになりにくい評価:成果やスキルで評価される
特にリモート勤務と両立しやすい点は、結婚や出産を経ても働き続けたい人の助けになります。早いうちに技術の基礎をつくっておくほど、働き方や職種の選択肢は増えていきます。
現場では、20代のうちに土台を固めた人ほど、産休や育休をはさんでも長く活躍しています。私もそういう同僚に何人も助けられてきました。
よくある質問
Q. 20代後半から転職するのは遅すぎますか?
A. 遅すぎることはありません。20代後半は前職で培った業務遂行能力を強みとして示せるため、20代前半とは別の観点で評価されます。応募社数は書類選考の通過率を考えて5〜10社ほどを目安にすると、面接の機会を確保しやすくなります。
Q. 女性が少ない業界で、結婚や出産のあとも働き続けられますか?
A. 働き続けている女性がいる会社を選べば制度が機能している証明になります。女性管理職がいるか、育休からの復職実績があるかを面接で確認しましょう。応募前に5年以上勤続している女性社員の割合を聞いておくと、定着しやすさの目安になります。
Q. 未経験の女性が転職前に準備しておくことは何ですか?
A. 職務経歴書で前職の経験を整理し、IT業界で評価される形に書き直すことが出発点です。20代前半なら基礎学習の進捗、20代後半なら前職での顧客対応や調整の経験を言葉にしておきましょう。自分の経歴がどう評価されるかはクラウド転職の全体像でも整理しています。
Q. 男性ばかりの職場で人間関係がうまくいくか不安です
A. 性別の比率より、分からないことを素直に質問できる姿勢のほうが信頼につながります。不安なら、女性社員が複数いる会社や、頼れる先輩がつくメンター制度のある会社を選ぶと、孤立を感じにくくなります。面接で女性社員の人数を聞いておくと、入社後の様子をつかみやすくなるでしょう。
まずはエージェントに相談してみよう
- 20代は伸びしろを見込んだ採用が成立しやすい
- 女性比率は全従業員24.3%・技術職21.9%で会社選びの役に立つ
- 20代前半は基礎学習、20代後半は前職経験を前面に出す
- 結婚・出産を見据えるなら長く働ける環境を最優先で確認する
少し肩の力が抜けていたら、うれしいです。年齢に合った強みと準備さえそろえれば、20代の女性が未経験からIT業界へ移るのは、けっして無理な話ではありません。
女性の割合は男性より少なめです。それでも、その数字は会社選びでちゃんと役に立ちます。
動き出せば、リモートで家庭と両立できる職場や、性別ではなくスキルで評価される環境が、現実の選択肢として手元に残ります。20代の今なら、その選択肢をいちばん広く持てます。
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